Concise NGSI-LD
¶
このチュートリアルでは、簡潔な NGSI-LD 形式 (Concise NGSI-LD format) を紹介し、その使用法を示し、簡潔な NGSI-LD ペイロードと正規化された NGSI-LD ペイロードの違いについて説明します。
チュートリアルでは全体で cUrl コマンドを使用しますが、 Postman documentation ドキュメントとしても利用できます。
簡潔な NGSI-LD ペイロード (Concise NGSI-LD Payloads)¶
"To speak much is one thing; to speak to the point another!"
— Sophocles, Oedipus at Colonus
NGSI-LD API は、複数の形式でコンテキスト・データを生成するための柔軟なメカニズムです。これは、"正規化" (normalized)
と "キー・バリュー" (key-values) の両方のペア形式が作成された最初の入門チュートリアルで示されました。デフォルトの
詳細なデータ形式は、いわゆる "正規化された" NGSI-LD であり、すべてのプロパティは "type": "Property"
とによって
すべてのリレーションシップは "type": "Relationship"
によって定義されます。これらのキーワード (type
, Property
と Relationship
) は、厳密に定義された JSON-LD 用語であり、すべてのリクエストで提供されるコア @context にあります。
NGSI-LD ペイロード¶
正規化された NGSI-LD (Normalized NGSI-LD)¶
@context と JSON-LD キーワードの定義により、マシンにはペイロード形式を完全に理解するためのすべてのツールが提供される
ため、完全な "正規化" 形式はデータ交換に最適です。レスポンスは、各エンティティの完全な現在の状態を返します。ペイロード
には、Properties-of-Properties, Properties-of-Relationships や observedAt
や unitCode
などの他の標準メタデータ用語
などのサブ属性がすべて含まれます。さらに、正規化されたペイロードは非常に規則的で解析可能であり、そのような操作が必要な
場合は、関連する value
要素に簡単に減らすことができます。ただし、正規化された形式では、マシンが表現されたデータを
完全に理解できるように、ペイロード全体で "type": "Property"
などの共通の定義属性を繰り返し提供する必要があります。
options=normalized
使用して正規化された NGSI-LD¶
{
"@context": [
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/example.jsonld",
"https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.4.jsonld"
],
"id": "urn:nsgi-ld:Beatle:John_Lennon",
"type": "Beatle",
"age": { "type": "Property", "value": 40, "unitCode": "ANN" },
"name": { "type": "Property", "value": "John Lennon" },
"born": { "type": "Property", "value": "1940-10-09" },
"spouse": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:nsgi-ld:Person:Cynthia_Lennon"
},
"location": {
"type": "GeoProperty",
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [-73.975, 40.775556]
}
}
}
JSON-LD Playground をオープンします。
簡略化された NGSI-LD (Simplified NGSI-LD)¶
"キー・バリュー" (key-values) のペア形式は、正規化された形式の使用とは対照的です。これは、属性の第1レベルの値のみに
純粋に集中する単純化されたバージョンです。ペイロードは通常のままですが、はるかに短く、要領を得ており、すべての情報
がリクエストによって返されるわけではありません。たとえば、unitCode
や observedAt
などの第2レベルの属性は
ペイロードに返されません。
options=keyValues
を使用して簡略化されたNGSI-LD¶
{
"@context": [
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/example.jsonld",
"https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.4.jsonld"
],
"id": "urn:nsgi-ld:Beatle:John_Lennon",
"name": "John Lennon",
"born": "1940-10-09",
"spouse": "urn:nsgi-ld:Person:Cynthia_Lennon",
"age": 40,
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [-73.975, 40.775556]
}
}
JSON-LD Playground をオープンします。
この key-values ペイロードは、公式 JSON-LD サイトのフロントページに表示される単純な JSON-LD ペイロードと一致します。
正規化された NGSI-LD 形式と key-values の NGSI-LD 形式はどちらも有効な JSON-LD ですが、キー値形式は不可逆で あるため、最近まで、NGSI-LD Context Broker へのすべての更新は正規化された形式を使用して行う必要があります。
簡潔な NGSI-LD (Concise NGSI-LD)¶
API を使いやすくし、開発者の負担を軽減するために、NGSI-LD は、ペイロード内のすべてのコンテキスト・データを提供する
中間の "簡潔な" (concise) 形式を受け入れるようになり、"type": "Property"
を繰り返し追加する冗長性を排除しています。
簡潔な表現は、正規化された表現の簡潔でロスレスな形式であり、冗長な "type" メンバが省略され、次のルールが適用されます。
- それ以上のサブ属性のないすべての Property は、プロパティ値のみで表されます
- さらにサブ属性を含むすべての Property は、value key-value のペアで表されます
- それ以上のサブ属性のないすべての GeoProperty は、GeoProperty の GeoJSON 表現のみで表されます
- さらにサブ属性を含むすべての GeoProperty は、value key-value のペアで表されます
- すべての LanguageProperty は、
languageMap
key-value のペアによって定義されます - すべての Relationship は、
object
key-value のペアによって定義されます
Concise NGSI-LD using options=concise
¶
{
"@context": [
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/example.jsonld",
"https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.4.jsonld"
],
"id": "urn:nsgi-ld:Beatle:John_Lennon",
"name": "John Lennon",
"born": "1940-10-09",
"spouse": {
"object": "urn:nsgi-ld:Person:Cynthia_Lennon"
},
"age": { "value": 40, "unitCode": "ANN" },
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [-73.975, 40.775556]
}
}
JSON-LD Playground をオープンします。
上記のペイロードから、(正規化のような) 簡潔な形式も、unitCode
などの Properties-of-Properties が含まれているため
ロスレスであることがわかります (たとえば、年齢属性の単位は、UN/CEFACT コード ANN
に続く年数であることは明らかです)。
また、Properties と Relationships を明確に区別します (Relationshipsには常にオブジェクトがあるため)。
要約すると、すべての NGSI-LD 形式は、構造化され、明確に定義されたペイロードを提供しますが、"正規化された" (normalized) 形式は冗長でロスレスであり、"キー・バリュー" (key-values) は短くて損失があり、3番目の形式の "簡潔" (concise) は、2つの 間のギャップを埋めるために設計された2次の中間ロスレス形式です。
デバイス・モニタ¶
このチュートリアルの目的のために、一連のダミーの農業用 IoT デバイスが作成され、Context Broker に接続されます。使用
されているアーキテクチャとプロトコルの詳細は、
IoT センサ・チュートリアルにあります。各デバイスの
状態は、 UltraLight デバイス・モニタの Web ページは次の場所にあります: http://localhost:3000/device/monitor
アーキテクチャ¶
このアプリケーションは、以前のチュートリアルで作成したコンポーネント とダミーの IoT デバイスに基づいて構築されています。Orion Context Broker と IoT Agent for Ultralight 2.0 の2つの FIWARE コンポーネントを 使用します。
したがって、アーキテクチャ全体は次の要素で構成されます:
-
FIWARE Generic Enablers:
- Orion Context Broker は、 NGSI-LD を使用してリクエストを受信します
- FIWARE IoT Agent for UltraLight 2.0 は、 NGSI-LD を使用してサウスバウンド・リクエストを受信し、それらをデバイスの UltraLight 2.0 コマンドに変換します
-
MongoDB データベース:
- Orion Context Broker が、データ・エンティティ、サブスクリプション、レジストレーションなどの コンテキスト・データの情報を保持するために使用します
- IoT Agent が、デバイスの URLs やキーなどのデバイス情報を保持するために使用します
-
HTTP Web-Server は、システム内のコンテキストエンティティを定義する静的な
@context
ファイルを提供します -
チュートリアル・アプリケーションは、以下のことを行います:
- HTTP を介して実行される UltraLight 2.0 プロトコルを使用して、ダミーの農業 IoT デバイス のセットとして機能します
要素間のすべての相互作用は HTTP リクエストによって開始されるため、エンティティをコンテナ化して、公開されたポートから 実行できます。
全体的なアーキテクチャは以下のとおりです:
必要な構成情報は、関連する docker-compose.yml
ファイルの services セクションにあります。
これは前のチュートリアルで説明されています。
前提条件¶
Docker と DockerCompose¶
物事を単純にするために、両方のコンポーネントが Docker を使用して実行されます。Docker は、さまざまコンポーネントをそれぞれの環境に分離することを可能にするコンテナ・テクノロジです。
- Docker を Windows にインストールするには 、こちらの手順に従ってくださ い
- Docker を Mac にインストールするには 、こちらの手順に従ってください
- Docker を Linux にインストールするには 、こちらの手順に従ってください
Docker Compose は、マルチコンテナ Docker アプリケーションを定義して実行するためのツールです。 YAML file ファイルは、アプリケーションのために必要なサービスを構成するために使用します。つまり、すべてのコンテナ・サービスは 1 つのコマンドで呼び出すことができます。Docker Compose は、デフォルトで Docker for Windows と Docker for Mac の一部としてインストールされますが、Linux ユーザはここ に記載されている手順に従う必要があります。
次のコマンドを使用して、現在の Docker バージョンと Docker Compose バージョンを確認できます:
docker-compose -v
docker version
Docker version 20.10 以降および Docker Compose 1.29 以降を使用していることを確認し、必要に応じてアップグレード してください。
Cygwin for Windows¶
シンプルな bash スクリプトを使用してサービスを開始します。Windows ユーザは cygwin をダウンロードして、Windows 上の Linux ディストリビューションと同様のコマンドライン機能を提供する必要があります。
起動¶
開始する前に、必要な Docker イメージをローカルで取得またはビルドしたことを確認する必要があります。 以下のコマンドを実行して、リポジトリのクローンを作成し、必要なイメージを作成してください:
git clone https://github.com/FIWARE/tutorials.Concise-Format.git
cd tutorials.Concise-Format
git checkout NGSI-LD
./services create
その後、リポジトリ内で提供される services Bash script を実行することにより、コマンドラインからすべてのサービスを初期化できます:
./services start
注: クリーンアップしてやり直す場合は、次のコマンドを実行してください
./services stop
簡潔な NGSI-LD 操作 (Concise NGSI-LD Operations)¶
正規化された NGSI-LD ペイロードを使用する Context Broker 操作は、簡潔なペイロードを使用してトリガーすることもできます。
作成操作¶
作成操作は、HTTP POST にマップします。
/ngsi-ld/v1/entities
エンドポイントは、新しいエンティティを作成するために使用されます/ngsi-ld/v1/entities/<entity-id>/attrs
エンドポイントは、新しい属性を追加するために使用されます
新しく作成されたエンティティには、id
属性と type
属性、および有効な @context
定義が必要です。 他のすべての属性は
オプションであり、モデル化されるシステムによって異なります。ただし、追加の属性が存在する場合は、簡潔な Property を
value
内にカプセル化する必要があります。Relationship を追加する場合は、object
内にカプセル化する必要があります。
レスポンスは、操作が成功した場合は 201 - Created、操作が失敗した場合は 409 - Conflict になります。
新しいデータ・エンティティを作成¶
この例では、新しい TemperatureSensor エンティティをコンテキストに追加します。
1 リクエスト:¶
curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
--data-raw '{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
}
}'
/ngsi-ld/v1/entities
エンドポイントに POST リクエストを行うことで、新しいエンティティを追加できます。category
サブ属性がないため、value
要素を必要としないことに注意してください 。
いつものように、エンティティがコンテキストにすでに存在する場合、リクエストは失敗します。
2 リクエスト:¶
GET リクエストを行うことで、コンテキスト内で新しい TemperatureSensor が見つかるかどうかを確認できます。これにより、 完全に正規化された形式が返されます:
curl -L -X GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
新しい属性を作成¶
この例では、新しい batteryLevel
プロパティと controlledAsset
リレーションシップを id=urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
の id をもつ既存の TemperatureSensor エンティティに追加します。
3 リクエスト:¶
curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001/attrs' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
--data-raw '{
"batteryLevel": {
"value": 0.8,
"unitCode": "C62"
},
"controlledAsset": {
"object": "urn:ngsi-ld:Building:barn002"
}
}'
/ngsi-ld/v1/entities/<entity>/attrs
エンドポイントに POST リクエストを行うことで、新しい属性を追加できます。
ペイロードは、示されているように属性名と値を保持する JSON オブジェクトで構成されている必要があります。
追加のサブ属性を持つすべての Property 属性には、value
が関連付けられている必要があります。すべての Relationship
属性には、別のエンティティの URN を保持する object
が関連付けられている必要があります。unitCode
などの明確に定義された
一般的なメタデータ要素は文字列として提供できます。他のすべてのメタデータは、独自の type
属性と value
属性を持つ JSON
オブジェクトとして渡す必要があります。
同じ id
を使用する後続のリクエストは、コンテキスト内の属性の値を更新します。
4 リクエスト:¶
GET リクエストを行うことで、コンテキスト内で新しい TemperatureSensor が見つかるかどうかを確認できます。
curl -L -X GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
ご覧のとおり、エンティティに2つの追加属性 (batteryLevel
と ControlledAsset
) が追加されています。これらの属性は、
Device モデルの一部として @context
で定義されているため、短い名前を使用して読み取ることができます。
新しいデータ・エンティティまたは属性のバッチ作成¶
この例では、便利なバッチ処理エンドポイントを使用して、3つの新しい TemperatureSensor エンティティをコンテキストに
追加します。バッチ作成は /ngsi-ld/v1/entityOperations/create
エンドポイントを使用します。
5 リクエスト:¶
curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entityOperations/create' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: application/ld+json' \
--data-raw '[
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002",
"type": "TemperatureSensor",
"category": ["sensor"],
"temperature": {
"value": 20,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"type": "TemperatureSensor",
"category": ["sensor" , "actuator"],
"temperature": {
"value": 2,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:004",
"type": "TemperatureSensor",
"category": {
"type": "Property",
"value": "sensor"
},
"temperature": {
"type": "Property",
"value": 100,
"unitCode": "CEL"
}
}
]'
"type": "Property"
をオプションで追加して簡潔なペイロードを作成でき、フォーマットは引き続き認識されることがわかります。
これは、正規化されたペイロードが自動的に有効で簡潔なペイロードであることを意味します。JSON-LD には既存の制約があるため、
NGSI-LD を使用してアレイを追加する場合は注意が必要です。事実上、1つのエントリ "category": ["sensor"]
の配列と、単純な
文字列値 "category": "sensor"
の間に違いはありません。 さらに、アレイ内の順序は維持されません。
注意: NGSI-LD では、順序付けられた配列値をJSONリテラルとしてエンコードできます。
"category" : {"@type": "@json", "@value":[1,2,3]}
.
属性のいずれかがコンテキストにすでに存在する場合、リクエストは失敗します。レスポンスは、成功したアクションと失敗の理由 (発生した場合) を強調表示します。
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"success": [
"urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002",
"urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:004"
],
"errors": []
}
新しいデータ・エンティティのバッチ作成/上書き¶
この例では、便利なバッチ処理エンドポイントを使用して、コンテキスト内の2つの TemperatureSensor エンティティを追加 または修正します。
- エンティティがすでに存在する場合、リクエストはそのエンティティの属性を更新します
- エンティティが存在しない場合は、新しいエンティティが作成されます
6 リクエスト:¶
curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entityOperations/upsert' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: application/ld+json' \
--data-raw '[
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"value": 21,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"type": "Property",
"value": 27,
"unitCode": "CEL"
}
}
]'
作成/上書きのバッチ処理では、/ngsi-ld/v1/entityOperations/upsert
エンドポイントが使用されます。
同じデータ (つまり、同じエンティティと actionType=append
) を含む後続のリクエストも成功し、コンテキストの状態は
変更されません。ただし、modifiedAt
メタデータは修正されます。
読み取り操作¶
/ngsi-ld/v1/entities
エンドポイントはエンティティの一覧表示に使用されます/ngsi-ld/v1/entities/<entity>
エンドポイントは、単一のエンティティの詳細を取得するために使用されます
読み取り操作の場合、Link
ヘッダに @context
を指定する必要があります。
フィルタリング¶
options
パラメータ (attrs
パラメータと組み合わせて) を使用して、返されたフィールドをフィルタリングできますq
パラメータを使用して、返されたエンティティをフィルタリングできます
データ・エンティティの読み取り (簡潔)¶
この例では、既知の id
の既存の TemperatureSensor エンティティの状態を読み取り、簡潔な形式で返します。
7 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-d 'options=concise,sysAttrs'
レスポンス:¶
TemperatureSensor urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
は concise NGSI-LD として返されます。options=sysAttrs
であるため、追加のメタデータが返されます。デフォルトでは、@context
がペイロード本体に返されます (ただし、
Accept:application/json
が設定されている場合、コンテンツ・ネゴシエーションのために移動される可能性があります)。
完全なレスポンスを以下に示します:
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"createdAt": "2020-08-27T14:33:06Z",
"modifiedAt": "2020-08-27T14:33:10Z",
"category": {
"createdAt": "2020-08-27T14:33:06Z",
"modifiedAt": "2020-08-27T14:33:06Z",
"value": "sensor"
},
"temperature": {
"createdAt": "2020-08-27T14:33:06Z",
"modifiedAt": "2020-08-27T14:33:06Z",
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
},
"batteryLevel": {
"value": 0.8,
"createdAt": "2020-08-27T14:33:10Z",
"modifiedAt": "2020-08-27T14:33:10Z",
"unitCode": "C62"
},
"controlledAsset": {
"object": "urn:ngsi-ld:Building:barn002",
"createdAt": "2020-08-27T14:33:10Z",
"modifiedAt": "2020-08-27T14:33:10Z"
}
}
/ngsi-ld/v1/entities/<entity>
エンドポイントに対して GET リクエストを行うことで、個々のコンテキスト・データ・
エンティティを取得できます。
データ・エンティティから属性の読み取り¶
この例では、既知の id
を持つ既存の TemperatureSensor エンティティから単一の属性 (temperature
)
の値を読み取ります。
8 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-d 'attrs=temperature'
レスポンス:¶
センサ urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
は25°Cで読み取ります。レスポンスを以下に示します:
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
}
}
options=concise
が使用されたため、これは unitCode
などのメタデータを含むレスポンスですが "type": "Property"
は含まれませんコンテキスト・データは、/ngsi-ld/v1/entities/<entity-id>
に GET リクエストを行い、コンマ区切りの
リストを使用して attrs
を選択して取得できます。
データ・エンティティの読み取り (簡潔)¶
この例では、既知の id
を持つ既存の TemperatureSensor エンティティのコンテキストから簡潔な NGSI-LD
形式を読み取ります。
9 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001' \
-H 'Link: <http://context/json-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: application/json' \
-d 'options=concise'
レスポンス:¶
センサ urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
は25°Cで読み取ります。レスポンスを以下に示します:
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
},
"batteryLevel": {
"value": 0.8,
"unitCode": "C62"
},
"controlledAsset": {
"object": "urn:ngsi-ld:Building:barn002"
}
}
レスポンスには、urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
のすべての属性を含むエンティティからのコンテキスト・データの
フィルタリングされていないリストが含まれています。Accept: application/json
が設定されているため、ペイロード本体
には @context
属性が含まれていません。
options=concise
パラメータを attrs
パラメータと組み合わせて、キーとバリューのペアの限定されたセットを取得します。
データ・エンティティから複数の属性値の読み取り¶
この例では、既知の id
を持つ既存の TemperatureSensor エンティティのコンテキストから2つの属性 (category
と temperature
) の値を読み取ります。
19 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001' \
-H 'Link: <http://context/json-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: application/json' \
-d 'options=concise' \
-d 'attrs=category,temperature'
レスポンス:¶
センサ urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
は25°Cで読み取っています。レスポンスを以下に示します:
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
}
}
options=concise
パラメータと attrs
パラメータを組み合わせて、値のリストを返します。
すべてのデータ・エンティティを一覧表示 (簡潔)¶
この例では、すべての TemperatureSensor エンティティの完全なコンテキストを一覧表示します。
11 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-d 'type=TemperatureSensor' \
-d 'options=concise'
レスポンス:¶
起動時にコンテキストが空でしたが、作成操作によって4つの TemperatureSensor エンティティが追加されたため、完全な コンテキストに4つのセンサが含まれるようになります。
[
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:004",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"value": 100,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"value": 21,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"type": "TemperatureSensor",
"category": "sensor",
"temperature": {
"type": "Property",
"value": 27,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"batteryLevel": {
"value": 0.8,
"unitCode": "C62"
},
"category": "sensor",
"controlledAsset": {
"object": "urn:ngsi-ld:Building:barn002"
},
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
}
}
]
すべてのデータ・エンティティを一覧表示 (フィルタリング)¶
この例では、すべての TemperatureSensor エンティティの temperature
属性を簡潔な形式で一覧表示します。
12 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' \
-H 'Link: <http://context/json-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: application/json' \
-d 'type=TemperatureSensor' \
-d 'options=concise' \
-d 'attrs=temperature'
レスポンス:¶
完全なコンテキストには4つのセンサが含まれ、ランダムな順序で返されます:
[
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:004",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 100,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 21,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 27,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
}
}
]
指定されたエンティティ・タイプのコンテキスト・データは、/ngsi-ld/v1/entity/
エンドポイントに GET リクエストを行い、
type
パラメータを指定して、これを options=keyValues
パラメータおよび キー値を取得するための attrs
パラメータ
と組み合わせることで取得できます。
ID でデータ・エンティティをフィルタリング¶
この例では、id
によって選択された2つの TemperatureSensor エンティティから選択されたデータを一覧表示します。
すべての id
は一意である必要があるため、このリクエストには type
は必要ありません。id
でフィルタリングするには、
カンマ区切りのリストにエントリを追加します。
13 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/'' \
-H 'Link: <http://context/json-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: 'application/json' \
-d 'id=urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001,urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002' \
-d 'attrs=temperature' \
-d 'options=concise'
レスポンス:¶
レスポンスは、選択されたエンティティから選択された属性の詳細を示します。
[
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:002",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 21,
"unitCode": "CEL"
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 25,
"unitCode": "CEL"
}
}
]
GeoJSON としてデータを返す¶
簡潔な形式は、Accept
ヘッダを application/geo+json
に設定し、options=concise
パラメータを設定することで
リクエストできる GeoJSON 形式でも使用できます。
14 リクエスト:¶
curl -G -iX GET 'http://localhost:1026//ngsi-ld/v1/entities/' \
-H 'Link: <http://context/json-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
-H 'Accept: application/geo+json' \
-H 'NGSILD-Tenant: openiot' \
-d 'id=urn:ngsi-ld:Animal:pig010,urn:ngsi-ld:Animal:pig006' \
-d 'options=concise'
レスポンス:¶
レスポンスの詳細は、選択されたエンティティから選択された属性が GeoJSON 機能コレクションとして返されます。
properties
セクションは、簡潔な形式でデータを保持します。
{
"type": "FeatureCollection",
"features": [
{
"id": "urn:ngsi-ld:Animal:pig010",
"type": "Feature",
"properties": {
"type": "Animal",
"heartRate": {
"value": 71,
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig010"
},
"observedAt": "2022-03-01T15:49:57.039Z",
"unitCode": "5K"
},
"phenologicalCondition": "femaleAdult",
"reproductiveCondition": "active",
"name": "Carnation",
"legalID": "M-sow010-Carnation",
"sex": "female",
"species": "pig",
"location": {
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.346, 52.52]
},
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig010"
},
"observedAt": "2022-03-01T15:49:57.039Z"
}
},
"@context": "http://context/json-context.jsonld",
"geometry": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.346, 52.52]
}
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:Animal:pig006",
"type": "Feature",
"properties": {
"type": "Animal",
"heartRate": {
"value": 62,
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig006"
},
"observedAt": "2022-03-01T15:49:57.287Z",
"unitCode": "5K"
},
"phenologicalCondition": "femaleAdult",
"reproductiveCondition": "inCalf",
"name": "Peach",
"legalID": "M-sow006-Peach",
"sex": "female",
"species": "pig",
"location": {
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.347, 52.522]
},
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig006"
},
"observedAt": "2022-03-01T15:49:57.287Z"
}
},
"@context": "http://context/json-context.jsonld",
"geometry": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.347, 52.522]
}
}
]
}
更新操作¶
上書き操作はHTTPPATCHにマップされます:
/ngsi-ld/v1/entities/<entity-id>/attrs/<attribute>
エンドポイントは属性を更新するために使用されます/ngsi-ld/v1/entities/<entity-id>/attrs
エンドポイントは、複数の属性を更新するために使用されます
属性値の値を上書き¶
この例では、エンティティの category
属性の値を id=urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
で更新します。
15 リクエスト:¶
curl -iX PATCH 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001/attrs/category' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
--data-raw '{
"value": ["sensor", "actuator"]
}'
既存の属性値は、/ngsi-ld/v1/entities/<entity-id>/attrs/<attribute>
エンドポイントに対して PATCH
リクエストを行うことで変更できます。適切な @context
は Link
ヘッダとして提供する必要があります。
正規化されたペイロードと簡潔なペイロードの唯一の違いは、type
属性が欠落していることです。
データ・エンティティの複数の属性を上書き¶
この例では、エンティティの category
属性と ControlledAsset
属性の両方の値を id=urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001
で同時に更新します。
16 リクエスト:¶
curl -iX PATCH 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:001/attrs' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
--data-raw '{
"category": {
"value": [
"sensor",
"actuator"
]
},
"controlledAsset": {
"object": "urn:ngsi-ld:Building:barn001"
}
}'
複数のデータ・エンティティの属性をバッチ更新¶
この例では、便利なバッチ処理エンドポイントを使用して、既存のセンサを更新します。
17 リクエスト:¶
curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entityOperations/upsert?options=update' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
--data-raw '[
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"type": "TemperatureSensor",
"category": [
"actuator",
"sensor"
]
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:004",
"type": "TemperatureSensor",
"category": [
"actuator",
"sensor"
]
}
]'
バッチ処理では、/ngsi-ld/v1/entityOperations/upsert
エンドポイントを使用します。ペイロード本体は、更新する
エンティティと属性の配列を保持します。options=update
パラメータは、既存の属性がすでに存在し、ペイロードに
含まれていない場合、それらを削除しないことを示します。
別の方法は、/ngsi-ld/v1/entityOperations/update
エンドポイントを使用することです。upsert
とは異なり、
update
操作はサイレントに新しいエンティティを作成しません - エンティティがまだ存在しない場合は失敗します。
エンティティ・データのバッチ置換¶
この例では、便利なバッチ処理エンドポイントを使用して、既存のセンサのエンティティ・データを置き換えます。
18 リクエスト:¶
curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entityOperations/update?options=replace' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'Link: <http://context/ngsi-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"' \
--data-raw '[
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:003",
"type": "TemperatureSensor",
"category":[
"actuator",
"sensor"
]
},
{
"id": "urn:ngsi-ld:TemperatureSensor:004",
"type": "TemperatureSensor",
"temperature": {
"value": 16,
"unitCode": "CEL"
"observedAt": "2022-03-01T15:00:00.000Z"
}
}
]'
バッチ処理では、/ngsi-ld/v1/entityOperations/update
エンドポイントを使用し、ペイロードに、options=replace
パラメータを指定します。これは、既存のエンティティを上書きすることを意味します。新しいエンティティも作成する場合は、
/ngsi-ld/v1/entityOperations/upsert
を使用することもできます。
簡潔なサブスクリプションの設定¶
簡潔な通知¶
サブスクリプションから通知を生成するときにも、簡潔な形式を使用できます。 図のように、notification
要素内に
"format": "concise"
を設定するだけです:
19 リクエスト:¶
curl -X POST 'http://{{orion}}/ngsi-ld/v1/subscriptions/' \
-H 'Content-Type: application/ld+json' \
-H 'NGSILD-Tenant: openiot' \
--data-raw '{
"description": "Notify me of low feedstock on Farm:001",
"type": "Subscription",
"entities": [{"id": "urn:ngsi-ld:Animal:pig003", "type": "Animal"}],
"notification": {
"format": "concise",
"endpoint": {
"uri": "http://tutorial:3000/subscription/low-stock-farm001-ngsild",
"accept": "application/geo+json"
}
},
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld"
}'
次に、デバイス・モニタ http://localhost:3000/app/farm/urn:ngsi-ld:Building:farm001
に移動し、納屋から干し草を
取り除きます。 最終的に、次のようにリクエストが subscription/low-stock-farm001
に送信されます:
http://localhost:3000/app/monitor
¶
サブスクリプション・ペイロード:¶
{
"id": "urn:ngsi-ld:Notification:6220b4e464f3729a8527f8a0",
"type": "Notification",
"subscriptionId": "urn:ngsi-ld:Subscription:6220b4a964f3729a8527f88c",
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld",
"notifiedAt": "2022-03-03T12:30:28.237Z",
"data": [
{
"id": "urn:ngsi-ld:Animal:pig003",
"type": "Animal",
"heartRate": {
"value": 67,
"unitCode": "5K",
"observedAt": "2022-03-03T12:30:27.000Z",
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig003"
}
},
"phenologicalCondition": "maleAdult",
"reproductiveCondition": "active",
"name": "Flamingo",
"legalID": "M-boar003-Flamingo",
"sex": "male",
"species": "pig",
"location": {
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.357, 52.513]
},
"observedAt": "2022-03-03T12:30:27.000Z",
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig003"
}
}
}
]
}
簡潔な GeoJSON 通知¶
29 リクエスト:¶
"accept": "application/geo+json"
属性が設定されている場合は、GeoJSON 通知を送信することもできます。
これを "format": "concise"
と組み合わせると、プロパティが簡潔な形式の FeatureCollection
になります。
curl -X POST 'http://{{orion}}/ngsi-ld/v1/subscriptions/' \
-H 'Content-Type: application/ld+json' \
-H 'NGSILD-Tenant: openiot' \
--data-raw '{
"description": "Notify me of low feedstock on Farm:001",
"type": "Subscription",
"entities": [{"id": "urn:ngsi-ld:Animal:pig003", "type": "Animal"}],
"notification": {
"format": "concise",
"endpoint": {
"uri": "http://tutorial:3000/subscription/low-stock-farm001-ngsild",
"accept": "application/geo+json"
}
},
"@context": "http://context/ngsi-context.jsonld"
}'
Subscription Payload:¶
簡潔な GeoJSON 通知の結果を以下に示します。
{
"id": "urn:ngsi-ld:Notification:6220b50264f3729a8527f8ab",
"type": "Notification",
"subscriptionId": "urn:ngsi-ld:Subscription:6220b47764f3729a8527f886",
"notifiedAt": "2022-03-03T12:30:58.294Z",
"data": {
"type": "FeatureCollection",
"features": [
{
"id": "urn:ngsi-ld:Animal:pig003",
"type": "Feature",
"properties": {
"type": "Animal",
"heartRate": {
"value": 63,
"unitCode": "5K",
"observedAt": "2022-03-03T12:30:58.000Z",
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig003"
}
},
"phenologicalCondition": "maleAdult",
"reproductiveCondition": "active",
"name": "Flamingo",
"legalID": "M-boar003-Flamingo",
"sex": "male",
"species": "pig",
"location": {
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.357, 52.513]
},
"observedAt": "2022-03-03T12:30:58.000Z",
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig003"
}
}
},
"@context": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context.jsonld",
"geometry": {
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [13.357, 52.513]
},
"observedAt": "2022-03-03T12:30:58.000Z",
"providedBy": {
"object": "urn:ngsi-ld:Device:pig003"
}
}
}
]
}
}
次のステップ¶
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